「今のはマリガンで」——ゴルフ仲間とのラウンドでよく聞くこの言葉、実は正式なルールには存在しません。初心者が戸惑いやすい「マリガン」について、意味と使い方を解説します。
マリガンとは
マリガン(Mulligan)とは、ミスショットをペナルティなしで打ち直せる、仲間内だけの非公式なルールのことです。
- 主に1番ホールのティーショットでのみ認められることが多い
- 1ラウンドにつき1回程度に制限されることが一般的
- 正式な競技(公式競技・予選など)では一切認められない
マリガンはあくまで「友好的なラウンドを楽しむための紳士協定」であり、スコアカードに公式記録として残すものではありません。
マリガンが生まれた理由
ゴルフは緊張するスポーツで、特に1打目(1番ホールのティーショット)は他のプレーヤーに見られながら打つプレッシャーが大きく、ミスが出やすい状況です。
そこで「最初の1球だけは大目に見よう」という配慮から、仲間内のカジュアルなラウンドで広まったのがマリガンです。
マリガンを使う際の注意点
- コースや同伴者によってルールが異なるため、ラウンド前に「マリガンありか」を確認する
- 公式の月例競技やハンディキャップ算定対象のラウンドでは絶対に使わない
- 使った場合はスコアに反映させない(「今のは練習」という扱いにする)
暫定球との違い
マリガンと混同されやすいのが「暫定球」です。両者はまったく別の制度です。
| マリガン | 暫定球 | |
|---|---|---|
| 正式ルールか | ❌ 非公式(仲間内のみ) | ✅ 正式ルール |
| 使える場面 | 主に1番ティーのみ・回数制限あり | OB・紛失の可能性がある場合いつでも |
| ペナルティ | なし(ノーカウント) | 元のボールが見つからなければ1打罰 |
| 公式競技 | 使用不可 | 使用可(正しい手順を踏めば) |
公式ルールで「打ち直したい」場合に使えるのは暫定球です。マリガンと混同しないようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. マリガンは何回まで使えますか?
ルールはコース・グループによって自由に決められますが、一般的には**ラウンドにつき1回(1番ホールのティーショットのみ)**が多いです。
Q. マリガンを使うとスコアはどうなりますか?
マリガンを使った場合、最初のショットはなかったものとして扱うのが一般的です。スコアカードには反映させません。
Q. ゴルフ場の公式ルールにマリガンはありますか?
ありません。R&AおよびUSGAが定める正式なゴルフ規則にはマリガンという制度は存在せず、あくまで仲間内の慣習です。
Q. マリガンを使うのは恥ずかしいことですか?
いいえ。カジュアルなラウンドを楽しむための文化として広く受け入れられています。ただし、初対面の方とのラウンドでは事前に確認するのがマナーです。
関連用語
- 暫定球:OBや紛失が疑われる場合に正式ルールで打てる予備のボール
- OB(アウトオブバウンズ):コース外にボールが出た状態
- ローカルルール:そのコースや仲間内だけで定められた特別ルール
- ハンディキャップ:プレーヤーの技量を示す指標。マリガン使用時は計算に含めない
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緊張する1番ホールのティーショットを安定させるには、扱いやすいドライバー選びも有効です。
ロストボール対策として、ボールは多めに準備しておくと安心です。
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緊張する1番ホールが分かりやすいコースで、リラックスしてラウンドを楽しみましょう。





