ゴルフで多くの初心者が苦手とするのがバンカー。正しい打ち方とルールを知るだけで、バンカーへの恐怖心が大幅に減ります。
バンカーとは
バンカー(Bunker)とは、**砂が入った窪み状の障害物(ハザード)**のことです。コース上に戦略的に配置されており、プレーを難しくする要素の一つです。
ルール上は**ペナルティエリア(旧称:ウォーターハザード)**とは区別され、バンカー内では特有のルールが適用されます。
バンカーの種類
グリーンサイドバンカー
グリーンの周囲に配置されたバンカー。ピンまで距離が短く、ボールを高く上げて止める技術が必要です。最も多く遭遇するバンカーです。
フェアウェイバンカー
フェアウェイ脇に配置されたバンカー。グリーンまで距離があり、飛距離を出しながら脱出する必要があります。
バンカー内のルール
バンカー内では以下が禁止されています:
- テスト(砂に触れること): アドレス前に砂の状態を確認するため意図的に触れてはいけない
- クラブを砂に置くこと(ソール): アドレス時にクラブを砂につけてはいけない
- 練習スイングで砂を触ること: バンカー内での素振りで砂に触れると罰打
違反すると2打罰が課されます。
グリーンサイドバンカーの打ち方
基本:砂ごと爆発させる
バンカーショットの基本は「ボールを直接打たない」ことです。ボールの手前2〜5cmの砂をすくい上げ、砂ごとボールを押し出します。
セットアップ
- スタンスを広めに取る: 安定感を確保
- 足を砂に埋める: しっかり踏み込んで固定
- フェースを開く(右に向ける): ロフトを増やして砂を滑らせる
- ボールを左足寄りに置く: 砂を手前から取りやすくする
- 体を少し左に向ける(オープンスタンス): アウトサイドインの軌道を作る
スイング
- 普段より大きめに振る(砂の抵抗でクラブが減速するため)
- フォロースルーをしっかり取る
- 「砂の上に乗ったボールを砂ごと運ぶ」イメージ
フェアウェイバンカーの打ち方
フェアウェイバンカーはグリーンサイドと異なり、クリーンにボールをとらえることが重要です。
- 砂に足を埋めすぎない
- グリップを少し短く持つ
- ボールを少し右足寄りに置く(ダウンブロー気味に打つ)
- 番手を1〜2本上げる(砂の抵抗で飛距離が落ちるため)
- まず「脱出できるクラブ」を選ぶことを最優先にする
バンカーから出られなかったら
バンカーから脱出できなかった場合(ホームラン・ショートなど)も、もう一度バンカーから打ちます。何打かかっても規則通りに打ち続けることが原則です。
FAQ
Q. バンカーでクラブを砂につけてしまいました。必ず罰打になりますか? A. 意図的でない接触(つまずいてクラブが砂に触れたなど)は罰打にならない場合があります。ただし、アドレス時にソールするのは罰打の対象です。判断に迷ったら同伴者や競技委員に確認しましょう。
Q. バンカーの中に水たまりがある場合は? A. 「異常なコース状態」として、罰なしの救済を受けられます。バンカー内で最もホールに近くない完全な救済のニヤレストポイントにドロップできます(バンカー内)。バンカー外に出したい場合は1打罰が必要です。
Q. バンカーショットが苦手で毎回ホームランします。原因は? A. 砂を取らずにボールを直接打ってしまっている可能性が高いです。フェースを開いてボールの手前5cm程度の砂を狙う練習を繰り返しましょう。「砂を打つ」感覚が身につけばホームランは激減します。
Q. バンカーレーキ(砂をならす道具)はいつ使いますか? A. バンカーから脱出した後、自分がつけた足跡やスイング跡をならします。マナーとして次のプレーヤーのために必ず整備してから出ましょう。
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