ゴルフ場で「フォアー!」という大きな声を聞いたことがある方も多いはずです。これは単なる掛け声ではなく、プレーヤーの安全を守るための重要なルール・マナーです。意味と正しい使い方を理解しておきましょう。
「フォア」とは
フォア(Fore)とは、打ったボールが他のプレーヤーに当たる危険がある場合に、注意を促すための掛け声です。
- ボールが意図しない方向(隣のホールや前方のグループなど)に飛んでしまったときに使う
- 大きな声でできるだけ早く発することが重要
- 世界共通で使われている、ゴルフの安全マナーの基本
「フォア」は単なる声かけではなく、ケガを未然に防ぐための義務的なマナーと考えましょう。
いつ「フォア」を言うべきか
以下のような場合、すぐに「フォア」と声を出しましょう。
- ボールが隣のホールのプレーヤーに向かっていきそうなとき
- ボールが前方のグループに届きそうなとき
- ボールがコース整備のスタッフに向かっていきそうなとき
- 自分の打ったボールが予想外に大きく曲がったとき
「フォア」と言われたときの対応
「フォア」という声が聞こえたら、以下のように対応しましょう。
- すぐに周囲を確認する(ボールがどこから来るか分からないため)
- 頭を下げてしゃがむ、またはクラブで頭を守る
- ボールの方向を確認できたら、その場から横に避けるのではなく、しゃがんで頭部を守ることが基本(横に動くとボールの軌道に入る危険もあるため)
ボールが見えない場合は、その場でしゃがんで頭を守るのが最も安全です。慌てて走って避けようとすると、逆にボールの方向に動いてしまうことがあります。
「フォア」を言わなかった場合のトラブル
実際にボールが他のプレーヤーに当たってしまった場合、「フォア」と声をかけたかどうかが、トラブル時の責任の所在に影響することがあります。
- 危険を察知した時点で声を出す義務があると考えられている
- 万が一の事故に備え、**ゴルフ保険(ゴルファー保険)**に加入しておくことも推奨される
よくある質問(FAQ)
Q. 「フォア」以外に使われる掛け声はありますか?
基本的には「フォア」が世界共通で使われています。コースによってはサイレンで危険を知らせる場合もあります。
Q. 自分のボールが明らかに大丈夫な方向に飛んだ場合も声をかけるべきですか?
危険がないと判断できる場合は不要ですが、少しでも他の人に向かう可能性がある場合は迷わず声を出すのが安全側の対応です。
Q. 「フォア」と言われたら、必ずしゃがむべきですか?
ボールの方向が分からない場合は、しゃがんで頭部・顔を守るのが基本です。クラブやバッグで頭を覆うのも有効です。
Q. ジュニアや初心者にも「フォア」のマナーは教えるべきですか?
はい。安全に関わる最も基本的なマナーのため、ゴルフを始める段階で必ず教えておくべき項目です。
関連用語
- OB(アウトオブバウンズ):コース外にボールが出た状態
- ヤーデージ:コース内の距離表示。隣のホールとの距離感の把握に関係する
- ゴルファー保険:プレー中の事故に備える保険
- エチケット:ゴルフにおける礎となる礼儀・マナー全般
- コースマネジメント:安全に配慮したクラブ選択・狙う方向の判断
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方向性に不安がある場合は、つかまりすぎを抑えたドライバーやアイアンを選ぶことで「フォア」を言う場面を減らせます。
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