雨上がりにコース上の水たまりにボールが入った、またはスタンスが水たまりにかかる——こういった状況では「一時的な水」として無罰で救済を受けられます。

一時的な水とは

一時的な水(Temporary Water)とは、コース上に一時的に溜まった水であり、ペナルティエリア(旧ウォーターハザード)に指定されていない水のことです。

2019年のルール改正前は「カジュアルウォーター(Casual Water)」と呼ばれていました。

一時的な水に該当するもの

  • 雨上がりの水たまり
  • 朝露・霜が溶けた水
  • コースの散水後に残った水

一時的な水に該当しないもの

  • ペナルティエリア(ウォーターハザード)として指定された池・川
  • 露や霜そのもの(ただし融けた水は含まれる)

一時的な水の救済条件

以下のいずれかに該当する場合、無罰で救済を受けられます:

  1. ボールが一時的な水の中にある
  2. スタンス(立つ位置)が一時的な水の中または上にかかる
  3. グリーン上でボールとカップの間のライン上に一時的な水がある

救済の受け方

フェアウェイ・ラフの場合(規則16.1b)

  1. 最も近い完全な救済のニヤレストポイントを決める(スタンスも含めて水に触れない場所)
  2. そのポイントからクラブ1本分以内にドロップする
  3. カップに近づかない場所に落とす

グリーン上の場合(規則16.1d)

  1. 一時的な水を避けてパットのラインが確保できる最も近いポイントを決める
  2. そこにボールを**プレース(置く)**する

まとめ

  • 一時的な水とはコース上の一時的な水たまり(ペナルティエリア以外)
  • ボールが入る・スタンスがかかる・グリーン上でラインにかかる場合に無罰救済
  • ニヤレストポイントからクラブ1本以内にドロップ(グリーン上はプレース)
  • ペナルティなしで救済を受けられる