雨上がりのコースや工事中の区域でボールが止まった場合、正しく「救済」を受けることでペナルティなく対処できます。知らないと損をするルールです。
カジュアルウォーターとは
コース上に一時的に溜まった水のことです。池・川などのペナルティエリアとは異なり、無罰で救済を受けられるのが大きな違いです。
カジュアルウォーターと認められる条件
- 構えた時・立った時にスタンスが水に浸かる
- ボールが水の中にある
- 目に見える水が溜まっている
注意: 露・霜・雪はカジュアルウォーターに該当しません(冬のローカルルールで扱いが変わる場合あり)。
修理地とは
コースの改善工事・芝の補修のために設けられた区域です。「GUR(Ground Under Repair)」と表示された看板または白線で囲まれたエリアです。
修理地に含まれるもの:
- 工事区域・芝補修エリア
- 修理地として指定された土の盛り上がり・穴
- コース管理車両の轍(わだち)
救済の受け方(無罰)
カジュアルウォーター・修理地にボールがあるまたはスタンスが被る場合、無罰で救済を受けられます。
手順
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ニアレストポイントを見つける
- カジュアルウォーター・修理地から完全に逃れられる最も近い地点(カップに近づいてはいけない)
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救済エリアを決める
- ニアレストポイントから1クラブレングス以内でカップに近づかない場所
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ドロップ(ひざの高さから落とす)
- 救済エリア内にボールが止まれば完了
ドロップ時の注意点
- ニアレストポイントは仮想の点:実際にボールを置く必要はなく、「その点から1クラブレングス以内」にドロップする
- 2回ドロップしてもエリア外に出る場合:2回目のドロップが着地した点にプレース(置く)
- 救済エリアは元のライと同じ「コースエリア」内に限る(バンカー外から入った場合は同じジェネラルエリア内)
バンカー・グリーン上での救済
バンカー内のカジュアルウォーター
バンカー内でも無罰救済を受けられますが、救済エリアもバンカー内に限られます。バンカー外に出るには1打罰が必要です。
グリーン上のカジュアルウォーター
グリーン上のカジュアルウォーターからは、グリーン上の最も近い障害のない地点(グリーン上またはグリーン外)にプレースして救済を受けられます。
よくある質問(FAQ)
Q. 雨でフェアウェイ全体が水浸しになっています。どこでもドロップできますか?
コース全体の状況がひどい場合、コース側が「プリファードライ(マット使用可)」「ウィンタールール」などのローカルルールを設定することがあります。スタート前にクラブハウスで確認しましょう。
Q. 修理地に入りたくない(そこの方が有利)場合は救済を受けなくてもいいですか?
救済は任意です。修理地内から打つことも選択できます。ただし、修理地内の固定されていない人工物(工事用杭など)を除去することはできません。
Q. スタンスが修理地に少し被る場合、ドロップは必要ですか?
「完全に救済される」必要があります。スタンスのつま先だけが被る場合でも救済を受けることができます(任意)。
Q. カジュアルウォーターのドロップ後にまた水に入ったらどうすればいいですか?
再度救済を受けることができます。ニアレストポイントが変わる場合があるため、再度確認してからドロップしましょう。
まとめ
カジュアルウォーター・修理地からの救済は無罰・任意で受けられます。ニアレストポイントを正確に見つけ、1クラブレングス以内にひざの高さからドロップするのが正しい手順です。雨上がりのラウンドで役立つ知識なのでしっかり覚えておきましょう。