グリーン上はゴルフ場の中で最も繊細なエリアです。正しいマナーを知って周りから信頼されるゴルファーになりましょう。
グリーン上の10のマナー
①他人のパットラインを踏まない
最重要マナーです。ボールとカップを結ぶライン上は絶対に踏みません。スパイクの跡がつくとパットの転がりが変わります。
避ける方法: カップに向かって歩くのではなく、ラインの脇を回り込んで移動する。
②スパイクを引きずって歩かない
特にソフトスパイクでも引きずり歩きはグリーンを傷めます。かかとで踏み込まず、足裏全体でゆっくり歩く。
③ピンフラッグの正しい扱い
2019年のルール改正で、ピンを立てたままパットすることが認められました(旧ルールではピンにボールが当たると罰打)。
- ピンを抜く場合:カップの縁から外れた場所に静かに置く(グリーン面に投げない)
- ピンを持つ係(フラッグマン)を決める場合:全員のパット後に抜く
④ボールマーカーの使い方
グリーン上でボールを拾い上げる際は必ずマーカーを置きます。
- マーカーはボールのすぐ後ろ(ホールから見て手前)に置く
- 他のプレーヤーのパットラインにマーカーがある場合は1クラブ分横にずらす(元に戻すことを忘れずに)
⑤ピッチマーク(ボールの跡)を修復する
グリーンにボールが落下して付いた凹み(ピッチマーク)は必ず修復します。
修復方法:
- ボールの跡の縁にグリーンフォークを差し込む
- 外側から中心に向けて芝を押し込む(引っ張り上げない)
- 最後にパターで軽く押さえて平らにする
自分のボールのピッチマークだけでなく、見つけた他の跡も直すのが上級者の習慣です。
⑥他のプレーヤーのパット中は動かない・音を立てない
パットの邪魔にならないよう視界に入る場所に立たない。カートへ移動するのも待ちます。
⑦バッグ・カートはグリーンに乗せない
キャディバッグをグリーン上に置くのはNG。カートもグリーンの縁には寄せない(コース側の指定場所に停める)。
⑧全員ホールアウトしたら速やかに移動
スコアカードの記入はカートに戻ってから。グリーン上で長話するのは後続組の迷惑になります。
⑨打順を守る
グリーン上ではカップから最も遠いプレーヤーが先にパットします(「レディゴルフ」では準備できた人が打つ形式もあり)。
⑩ピンに寄り添うように立たない
ピンの影がラインに重なると他の人が読みにくくなります。ピン担当の人は、カップの横に立ち・影が他のプレーヤーのラインにかからないよう注意します。
よくある質問(FAQ)
Q. 他の人がパットするとき、どこに立てばいいですか?
打つ人の視界に入らない場所・パットラインから離れた場所が原則です。カップを正面から見る位置、ないし打つ人のすぐ後ろは避けましょう。
Q. ボールがグリーンに乗っているかどうか確認する方法は?
ボールの一部でもグリーン(芝が刈られたパッティングエリア)の縁の内側にあればオンとみなします。ボール全体がオンでなくてもOKです。
Q. グリーン上でクラブを使ってラインを読むのはOKですか?
クラブを地面に置いて傾斜を測る行為は2019年以降許可されました。ただし「プレーの遅延」にならない範囲で行う必要があります。
Q. 自分のボールがカップ縁に止まったまま動きません。どれくらい待てばいいですか?
ルール上、ボールがカップ縁に止まった場合は10秒待つことができます。10秒後に入らなければ止まったものとみなし、カウントして拾い上げます。
まとめ
グリーン上で最も大切なマナーは「パットラインを踏まない・ピッチマークを直す・全員終わったら速やかに移動する」の3点です。グリーンを大切に扱う姿勢が他のプレーヤーへの敬意を示します。